志村さんは昨年2月、番組の放送100回目の記念ゲストとして登場。東京・鶯谷にある「玉勝」のちゃんこ鍋を「人生最高の店」として紹介した。もともと鶯谷はザ・ドリフターズに正式加入した当時、住んでいた場所だったと明かしながら、この店の前を歩いた時に「お給料をもらったからご褒美として」食べたという大切な店だと告げていた。
この日は、これまでのゲストが語った「人生最高の肉料理」を振り返る特別編。そこで改めて番組スタッフが「玉勝」に連絡を取ったところ、そのご主人が志村さんとの思い出を振り返ってくれたという。
TBSアナウンサー・宇賀神メグが読み上げた文面によると、志村さんが亡くなる10日前、所属事務所のスタッフが、入院中の志村さんから「玉勝の親父さんが元気かどうか確かめてくれないか」と頼まれ、わざわざ来店したという。そして「今思うと自分も具合が悪いのに、最期まで気遣いの人でした」と、知られざるエピソードが明かされていた。
これを知った加藤浩次は、「自分の体調が悪かったら、人のことってあんまり気遣えないもんね」と、志村さんのやさしい人柄を偲んでいた。