今月9日、神田松之丞の「六代目神田伯山」の襲名披露パーティーが開催された。そこでスピーチを求められた滝沢は「このたびはお集まりいただきまして、ありがとうございます」と、さも自分のパーティーであるかのように挨拶し、続いてあらかじめ書いてきた手紙を読む形で伯山に祝辞を述べた。
だがそこからはカレン節が炸裂。「皆様、私はと言うと、滝沢カレンと申します」と切り出すと、襲名について「この度は下の名前がお変わりになったということで本当におめでとうございます」と珍発言。
さらに伯山に対し「最初は何をしているのか、何がこの方の魅力なのか私のような人間には気づくことさえできなかった」としながら、「でも、どんどん、どんどん、のまりこませ、のまり、のり、のめりこませた一人です」と噛み倒した。
また滝沢は、初めて彼の講談を見に行ったときの話を披露。「講談の“だ”の字も知らずに行ってしまった」としながら、「物語にガツンと腕を引っ張られて、連れていかれるような話の渦に、私はあっけなく周りの景色が変わるほど吸い込まれていったのを強く熱く覚えています」と、独特の言い回しで感動を表現。
さらに彼女の夢も明かされた。それが、伯山がいつか教科書に載ったとき、その“主な出演作品”として「伯山カレンの反省だ!(滝沢カレン主演)」という文言を載せてもらうことだと告白。そして「伯山先生に出会えてラッキーな人生でした」と締めくくった。これを壇上で聞いていた伯山は終始、苦笑いしていた。