対象となるのは、5.1chまたはDolby Atmosのいずれかに対応しているテレビ。5.1chでは192~640 kbps、Dolby Atmosでは768kbpsまでのオーディオ体験が可能となる。一般的に、ビットレートが高いほど高音質で、同社がこれまで強化してきた映像体験に加えて、音質面でもスタジオ品質の提供が果たされたこととなる。
音質強化の必要性は、2017年に配信された『ストレンジャー・シングス 未知の世界2』から活発に議論され始めたもの。同作では、いくつかのシーンにおいて、聴き取れないもしくは聴き取りにくい部分があったとのフィードバックがあったそうだが、今回の改善によりこうした問題が解決された。なお、同社は2010年に5.1サラウンドオーディオのストリーミングを開始し、2016年にDolby Atmosのストリーミングを開始したが、音質面でのアップデートは今回が初のこと。