この日『ワイドナショー』では、妻に先立たれた男性が、「レンタル家族」に依頼し、派遣されてきた妻、さらには娘と家族団欒を過ごす様子が紹介された。
レンタル家族の内訳は、まず依頼主の話を細かくヒアリング。その詳細をフリーの役者が忠実に再現し、家族のように接してくれるという。利用時間は4時間で、1人呼ぶのに2万円かかるが、利用のリピート率は高いという。
昨年まで8年間、『ナイトスクープ』の3代目秘書として登場していた松尾。「ナイトスクープでもこういうご依頼って、めちゃくちゃ多いんですよ」と語り、「亡くなったお父さんが間寛平さんにそっくりだから、お父さん役として1回来てもらってやり取りしたい」「お父さんの後ろ姿に似た人とバージンロードを歩きたい」といった案件もあったと回顧。
松尾は続けて、「(番組に応募してきた依頼者たちは)家族の団らんの記憶だけじゃなくて、もう1回体感したいという思いがある」とし、その夢をかなえた際、「喜んで感激しておられるのを何度も見てきた」と振り返った。
それを聞いた東野幸治は「簡単に『なんで、こんなことすんねん』て言えないですよね」としみじみ話していた。