映画の公開に賛否の声が上がる中、坂上は「映画もシステム的にはテレビとさほど変わらないのは、配給会社が全額出しているわけではなく、製作委員会形式で何社かのスポンサーさんたちにお金を出していただいてだから」と説明した上で、「僕が逆にすごいなと思ったのは、おそらくそのスポンサーさんたちに1社1社了解をもらってるわけなんですよ、その作業はね結構大変だったと思いますよ」とコメント。
さらに、「今までは公開延期、公開中止にしておいて、時期を見て(公開)できないかなって思うのが主流」と言い、「みんな心の中では思ってたと思う。『いやいやいや、上映したっていいじゃん』って。どこが初めにそれ切り出す?っていうのがどっか心の中にあった中で、この判断っていうのはそう考えると僕は勇気あったなって思う」と東映の判断を支持した。
一方、滝容疑者はNHK大河ドラマ『いだてん』にも出演。公式サイトでは滝容疑者の代役が三宅弘城に決定したことが発表されており、20日に公開された「平成31年3月放送総局長定例記者会見要旨」によるとNHKの木田放送総局長は「今回、出演者が逮捕されたことを受けて、『いだてん』の出演シーンのカットやNHKオンデマンドの配信見合わせなどの対応をとった。視聴者の皆さまからさまざまなご意見をいただいており、すべて貴重な意見と受け止め、今後の番組制作に生かしていきたいと考える」とコメント。
NHKのこの対応に坂上は「東映さんが一石を投じたというのは良くも悪くも意義のあることだと思う」とした上で「逆にNHKさんの方は毅然とした態度で損害賠償するならしてほしい。やっぱり民放とは違いますから、そこはやっぱりブレずにやってほしいと思う」とコメント。薬丸裕英も坂上に同意し「やるでしょ。やらざるを得ないでしょう。税金も投入されてるわけだから、逆にやらないといけないと思う。そういうことも抑止力の1つになるんじゃ無いかなと思う」と話していた。