実はこの展示会はリード エグジビション ジャパンが主催している。同社のEXPOは複数展示会が合同開催となっている場合が多いのだが、今回も「雑貨EXPO」「DESIGN TOKYO」「ファッション雑貨EXPO」などが開催されていた。

会場を歩いていくとひときわお洒落なブースが並ぶ「DESIGN TOKYO」に入り込む。ここではイスラエルの化粧品会社がiPadと連動したスマートホームフレグランスミキサー「MOODO」を出していた。

アロマ初心者、というか完全に素人の筆者は「アロマは1種類を楽しむもの」と勝手に思い込んでいた。しかし、プロはいろいろな臭いを調合し、その人の体調にあった香りを作り出すのだという。


アロマカプセルを4つセットできる本体は、各カプセルの香りを部屋に送り出すファンを搭載。この危機をWi-Fi接続することで、iPad上のアプリからファンの風量などを細かく調整することができるという。各アロマカプセルは60日間もつ。利用範囲は55平方メートル。
おそらく、その日の体調や気分と調合した臭いを記憶させておき、シーンに合わせて利用することなども可能となるのだろう。

最近コーヒーメーカーが無料でマシンを配布し、カプセルの購入料で稼ぐモデルが多くなってきた。もしかしたら、このMOODOも、機械とアプリを無料配布し、アロマカプセルを販売すれば儲かるのではないか?むしろそれを狙ってるんじゃないの?。聞いてみたが、プロダクトマネージャーのInbal Dembo氏はにやりと笑い、「そうかもね」的な返事しかもらえなかった。