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スティーブン・スピルバーグ監督が贈る同作は、今から27年後の世界を舞台に、誰でもなりたいものになれる夢の場所「オアシス」の天才創設者の遺言に仕掛けられた3つの謎と、56兆円の財産をめぐって、全世界を巻き込む壮大な争奪戦が繰り広げられるエンターテイメント。
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同作のメインキャストの1人を務めた森崎は、2015年にビデオオーディションを受けたことから始まった出演の経緯を説明した。2次オーディションは米ロサンゼルスで行われ、森崎は監督が誰なのかなど詳細を知らされていなかったそうだが、小さなミーティングルームに入ったらスピルバーグ監督がポケットに手を突っ込んで歩きながら待っていたそう。森崎は「監督が『ハイ、ウィン!』みたいな。そこから僕は記憶がほぼ飛んでいます」と述懐。
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オーディション内容としては、3、4行くらいのセリフの台本で演技審査をしたそうだが、森崎は「最後に急に、(台本のセリフは英語だが)『日本語でやって』と言われたのですよ。意味は理解しているのですが、日本語にできない掛け声みたいなセリフがありまして」、「どうしても日本語にできなくて」と告げ、「すごくテキトーなことを。『どうせ日本語、分かんねえしな』と思って(笑)」と、スピルバーグ監督を前にして“テキトーな日本語”で即興の演技をしたという大胆な行動を明かし、トークを盛り上げた。
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また、スピルバーグ監督の現場での印象を尋ねられると、「神様みたいな存在の人なのですが、僕と同じ目線でお話をして頂けました。本当に、『神が降臨』という言葉が一番(当てはまります)。『気軽に話せる神様』というくらいに、本当に僕を包み込んでくれるのです。……言葉ではこれが限界です」と振り返った。
作品を観て興奮したという坂上は、「森崎君のお芝居を観させて頂いて、『ああ、こういう形で、日本からまた1人、世界に行って頂ける俳優さんが出てきたのだなと思いました」と森崎を絶賛。坂上は、森崎がPrizmaXのメンバーとして活動していることをイベント当日に聞いたそうで、「さっきお聞きして、僕はご本人に『じゃあ、もうそこのグループも止めなきゃいけないね。このままLAに住んじゃった方がいんじゃないの』と言ったら、森崎君の事務所の人に睨まれました。……すみません」とエピソードを披露して、会場の笑いを誘った。