『LINE Pay』はLINEの友達同士で手軽に送金や割り勘ができるサービスで、規約に同意するだけで登録できます。チャージは銀行口座を登録すれば簡単。私は外貨両替のために、いつもの取引銀行から2万5000円をチャージしました。ローソンやファミリーマートなどでチャージすることもできます。『LINE Pay』を街ナカの加盟店で使う場合は『LINE Payカード』が必要ですが、『LINE Pay外貨両替』は『LINE Payカード』がなくても利用できます。


申し込み画面には今のレートがいくらで、為替手数料がいくらなのかも書かれています。空港の両替所には為替手数料込みの金額しか書かれていなかったので、知らなかったのですが、意外と為替手数料がかかっていたんですね。空港では高いのか、安いのかもわからず、「取りあえず両替しなきゃ!」と、目に付いた両替所に並んでいましたが、ちゃんと手数料を把握できると、納得して両替できます。しかも今回、2018年2月28日までのキャンペーン中に申し込んだので、為替手数料と配送料が無料になって、とってもお得に両替できたのです。ふふふ……。なお配送料は通常、3万円未満で600円、3万円以上5万円未満だと300円、5万円以上だと無料になります。


申し込みは名前や生年月日、携帯電話番号、メールアドレスを入力。外貨の送り先の住所などを記入します。後は両替する通貨を設定するだけ。一度に両替できる金額は日本円で10万円以下。1ヵ月30万円まで利用することができます。最低利用金額は、英ポンドの場合は100ポンド以上10ポンド単位。私は150ポンドを両替しました。米ドルは100ドル以上、ユーロも100ユーロ以上と、1万円以上のキリのいい数字が目安のようです。


チャージや決済などの情報は、LINEのトーク画面で情報を見ることができます。決済後、すぐに取引完了のお知らせが届いたので安心できました。外貨は基本、この申し込みの翌営業日に発送されます。

私は2月23日から出発するのに、2月19日に申し込んだので、間に合うかドキドキでしたが、無事、22日に外貨が入った簡易書留を受け取ることができました。なお空港での受け取りを選ぶ場合は、申し込み日の翌 4日目以降になります。いずれも余裕を持って申し込むことをおすすめします。


さて出国当日、成田空港の外貨両替所でレートを見ると、ポンドは出発ロビーで160.52円、出国後エリアで160.47円でした。これまでの調査によると、レートは出国後エリアの方が安く、比較的、窓口も空いています。ただ安いと言っても、今回の場合、0.05円しか変わらないので、150ポンドを両替しても7.5円しか変わりません。ただ、『LINE Pay外貨両替』のレートは159.68円だったので、優遇がなかったとしたら1ポンドにつき0.79円安く、150ポンドでは118.5円が得できた計算になります。

今回、『LINE Pay外貨両替』を使ってみた感想は、意外と便利だったということ。海外に出発する日は何かとソワソワするので、事前に外貨を両替しておけるのは安心。為替の動きを見ながら、安いタイミングを狙って両替しておくこともできます。街ナカの対応している銀行でも両替することはできますが、わざわざ出掛けるのは面倒。自宅や職場に配送してもらえるのは、とても便利です。ただ配送料がかかってしまうと結果的に高くなるので、友達の分も一緒に両替するなどして、5万円以上にして、配送料を無料にすると良いかなと思います。
今回、初めてイギリスに行ったので、ポンドの紙幣を見るのも初めて。事前にどんなお金かちゃんと確認できたのも良かったです。旅行がより楽しみになりました。とはいえイギリスは物価が高くて、両替した150ポンドはあっという間になくなりましたが……。また次回の海外旅行で、『LINE Pay外貨両替』を利用したいと思います。

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