映画『プリンシパル~恋する私は広いんですか?~』の応援イベントが3月3日の全国公開に先駆け15日に行われ、黒島結菜、小瀧望(ジャニーズWEST)、篠原哲雄監督らが登壇した。 キャストと監督が登場し、泣き出してしまうファンをMCが見つけると、小瀧が「早ないか?」と一言。その言葉にさえ、歓声が上がる。また、小瀧は「同世代の方々が平昌で頑張って活躍されているのを見ているので、映画も金メダル級に大ヒットを目指して頑張りたい」と現在開催中の平昌五輪にちなんだ挨拶をした。 同作は、「好き」と言えないヒロイン未満の女子に贈る<全恋(ゼンコイ)>応援ラブストーリー。撮影は全編に渡り札幌で行われている。特に印象に残っているシーンを尋ねられた黒島は、自身がバレエを踊るシーンを挙げ、「雪の上ですごく景色のいいところで踊ったところが印象に残っています。景色もキレイだし、その後の日が昇ってくるシーンも北海道ならではの景色でとても気持ち良かったです」と振り返った。 1人で踊るシーンのため、プレッシャーではなかったかMCが質問すると、「踊るのはすごく緊張しました。でも頑張りました」とはにかむ黒島。一方、小瀧は、糸真(黒島)を誘うシーンで「一連の流れのセリフがほとんど用意されていなくてアドリブなんですよ。台本にない2人の自然なやりとり、コメディタッチな掛け合いは印象に残っています」と明かした。 また、この日のイベントのために、「応援して欲しい恋」というテーマで一般の人からエピソードを募集。それぞれが応援したいと思ったエピソードを選んで読み上げた。黒島は「通学時に会う違う大学の人のことが気になり、知り合いになりたいけれどきっかけがなくて見ていることしかできない」というエピソードを選び、もし自分だったらどうアピールするか聞かれると、「(相手が)何か物を落とすまで待っている……(笑)」と、自分からはなかなか話しかけるタイミングを作れないタイプのようだ。 「好きな男の子と話せないまま卒業を迎えてしまいそう」というエピソードを選んだ小瀧に、自分だったらどんな風に話しかけて貰いたいか尋ねると、「『(髪の)分け目がいつもより左やん!』とか言われると、だいぶ見てくれてると思う。男の子は思春期に自分の変化とか褒めてもらえたら嬉しいんですよ」と思春期男子の気持ちを代弁した。 さらに今回のイベントには、「気合いと本気の応援で世界を熱くする」という志のもとガムシャラな応援パフォーマンスを繰り広げ、さまざまなメディアやCMなどにも出演する我武者羅應援團も登場。 本作の劇中キャラクターである糸真(黒島)と弦(小瀧)、そして全女子に向け、「自分の好きな人に好きって言えたのなら、勇気を出して一歩を踏み出せた自分を好きになれるから」「あなたの思いを、その気持ちを伝えられるのはあなただけなんだ」と、ガムシャラに本気のエールを贈った。 前の目で披露された応援に、黒島は「感動しました。父親が好きでずっと動画を観ていたので嬉しいです、ありがとうございます。応援されて頑張ろうという気持ちになりました」と目を輝かせてコメント。 小瀧は、「心の一番奥の奥を射抜かれたよう。熱さが伝わってきてカッコよかった」と感想を述べると、「それは小瀧さんがまじで生きているからです」と我武者羅應援團に返され、さらに「俺まじですから!」と小瀧が返すなど、熱のこもったやり取りが繰り広げられた。 そして最後は、我武者羅應援團とお客さんとのコール&レスポンス、三三七拍子で会場一体となって大きく盛り上がった。 映画『プリンシパル~恋する私は広いんですか?~』は3月3日(土)全国ロードショー。(C)2018映画「プリンシパル」製作委員会 (C)いくえみ綾/集英社【配給】アニプレックス