――A子さんとは肉体関係がないとおっしゃいましたが、腕を組んでいたり、ベッドで一緒に寝たという話は、どういう関係と受け取ればいいのか?小室:大前提で僕が体調不良で来ていただいている方で、確実に心から言えますが、一般の男性が女性を招くという感覚で招いたわけではないので、不徳の致すところで、誤解を招いた形になってしまったんだと思います。――精神的な支えになることはあった?小室:かなりありました。本当にお恥ずかしい話ですが、普通の男性としての能力というのがなくて、精神的なものの支えにはなっていたと思います。――KEIKOさんにはどのように報告して、どんなリアクションがありましたか?小室:非常に特殊な例だと思っておりますが、簡単な単語で「ごめんね」「わかったよん」「これはやだ」など短い言葉でのやり取りを昨日までしていました。そこが一般の奥様とは一言とはちょっと違うのかなと。どこまで理解できてもらえているのか……。この会見があるということも報告しております。これから目を見て、しっかりと話をしていきたいと思っております。――KEIKOさんとの関係も考えていきたいというのは、離婚も考えているということですか?小室:女性というよりも、今の子供のようなKEIKOへの愛は深くなっています。今の僕の頭の中には、そういった大人の言葉がちょっと浮かんでこないですね。――関係性としては、夫と妻という関係性を今後も続けて行く気持ちでいる?小室:はい。旦那さんという言葉を使ってくれるときもあります。――A子さんにしてもらっている医療行為の内容を教えてください。小室:医療の知識もないのでそこまでしっかりお伝えすることができないのですが、体調不良ということと、メインの病院の診断書に基づいた医療行為だと思っております。今はC型肝炎からストレスの治療になって、難聴であったりめまいであったり、全体がだるかったり思考が鈍ったりとか。そういったことへの体力の補給が一番メインだと思います。入院中も2日、3日点滴をし続けるという治療なので、それに基づいたものだと思っています。――この5日間で引退を決めたとのことですが、引退は小室さんご自身で考え抜いたのか、誰かに相談したのか?小室:文春さんが起爆剤になっていただいたという言い方が変かもしれませんけど、頭をもたげていたものがさらに出てきた。確かに急ではありますが、日本高齢社会で、60歳になるこれから、どうやって生きていくかということをずっと自問自答していたので、ある種の引き金になったのかなと思います。誰にも相談せずに、僕1人の判断です。――A子さんのお宅にまで行って治療を受けていたという報道がありましたが、患者さんが看護師さんのお宅にまで行って治療を受けるというのはどういった事情があったのでしょう?小室:他のお医者様、看護師さんは(都合がつかず)どうしようもなく、A子さんもどうしようもない、動けない。それで僕が動くのなら施術できる、というところで「では、伺います」と数回お邪魔しました。――A子さんへの感情はどういうものか教えてください。小室:後半、非常に甘えていたと思いますし、助けていただいたという気もあります。感謝しておりますけど、申し訳ない気持ちでいっぱいです。――今回のことに関して、A子さんは何とおっしゃっていましたか?小室:「今日の会見を見守っている」と。