小室哲哉が不倫報道の釈明会見を19日に行い、不倫を否定するとともに、音楽活動からの引退を宣言した。 小室は、18日発売の週刊文春で、くも膜下出血で療養中の妻・KEIKOの介護をする傍ら、看護師の女性と不倫していたと報じられた。しかし、会見で小室は男女の関係はなかったと不倫について完全否定した。 会見場に入って早々、小室は「今回の報道により、妻であるKEIKO、家族、ファンのみなさま、スタッフのみなさま、いろいろな方々にご心配をおかけし、お相手の方にもご迷惑をおかけしたことをお詫び致します」と挨拶すると、「僕なりのこの騒動のけじめとして、引退を決意しました」と引退宣言が飛び出した。 身体的な後遺症はなかったKEIKOだが、脳の障害は残ったため、現在は大人の女性というよりも、少女のようなコミュニケーションになっており、小学4年生くらいの漢字ドリルを楽しんでいることもあると明かした。音楽への興味はなくなってしまったという。 そんな中、小室自身もC型肝炎と突発性難聴を発症。昨年は一人で半年ほど闘病生活を送っていたと語る。そこで医療面でサポートを受けていたのが、今回報道があった看護師のA子さんだった。 体調が悪くなるにつれ、A子さんを含む病院関係者に協力をしてもらうことも多くなり、通院のみでは不可能な時期もあった。往診に来る回数も増え、今回のような誤解を招いてしまったと述べた。 さらに小室は、昨年ごろから音楽性について疑問を持ち始め、引退も視野に入れるようになった。楽曲制作もスムーズに行えなくなり、メンタル面でもA子さんに頼ってしまった部分があると語った。■KEIKOとの離婚は考えていない、と小室――去年ぐらいから音楽性に疑問を感じたということですが、具体的に引退が浮かんだ時期は?小室:左耳の耳鳴りが消えなくて。音楽が作れないわけではないんですが、体調が悪くなって。それと、介護との両立の限界を感じたのが(2017年の)8月ですね。――引退発表は今回の報道がきっかけ?小室:そうです。自分の気持ちを持っていたのと、みなさまにご迷惑とご心配をおかけした僕の最大の償いだと思って発表しました。――A子さんとは現在も連絡をとられているのですか?小室:事務的な連絡はせざるを得ないので、連絡は取っています。誤解を招かないように今後はしっかりとしていきたいと思います。――今回の一連の件は、KEIKOさんにはちゃんとお詫びをして納得してもらえているのでしょうか?小室:話は全部してあります。納得してもらえているかは、しっかり向き合って話して理解をしてもらえるかというのは、これからです。