スマートウォッチといえば、どこかスポーティなイメージがあるが、同シリーズはそうした従来のイメージを覆すスタイリッシュなデザイン性が特徴。今回の「wena wrist pro」は、そうしたスタンスからさらに腕時計としての質感や高級感を追求し、新たに有機ELディスプレイをバンド部に搭載することで通知・活動ログ機能が便利になっている。
特に、メインとなる通知機能の進化は日々の生活で大きな変化となりそう。従来は7色のLEDと振動でユーザーに各種通知をしていたが、同モデルは有機ELディスプレイに電話やメール着信、SNS更新について、メッセージの送り手やタイトルが表示されるようになった。ディスプレイ表示は、大きめの文字になっているので視認性の良さも確保されている。防水性能が従来モデルのIPX5/IPX7相当から5気圧へと向上している点も、ユーザーとしては嬉しいポイントだ。
一方の「wena wrist active」は、同シリーズで初のスポーツシーンに向けた商品。ヘッドにGPSや光学式心拍センサーが搭載されているので、ランニングにも使用できる。また、バックル部分に搭載された有機ELディスプレイには、心拍数や移動速度が表示され、日常生活でも「wena wrist pro」同様、スマートフォン連動による電話やメール着信、SNS更新などさまざまな通知が確認できるようになっている。いずれの製品とも、従来モデルと変わらず電子マネー機能が搭載されているので、財布なしでも自販機やコンビニでの支払いが可能。
また、両製品とあわせてシリーズ初の機械式、およびソーラー式のヘッド部2機種「wena wrist Mechanical head」「wena wrist Solar head」も発売される。
「wena wrist Mechanical head」は、機械式高性能ムーブメント搭載モデルで、前面の風防には衝撃や傷に強い球面サファイアガラスを、また背面には機械式ムーブメントの動きを確認できるシースルーバックを採用。キャリバーは、高品質な機械式ムーブメント「90S5」で、錘にはwenaロゴが入っている。スーツに着けても全く恥ずかしさのないデザインである点も魅力。一方の「wena wrist Solar head」は、シリーズ初のソーラームーブメント搭載モデル。ヘッド部のみの連続動作時間は、満充電後から約6ヶ月で、電池持ちの心配がない点もありがたい。前面の風防には、球面サファイアガラスが採用されているので、耐久性も問題ないほか、片面無反射コーティングが施されているので、照り返しの強い日差しの下でも時間を確認しやすい視認性が確保されている。
「wena wrist pro」「wena wrist Mechanical head」「wena wrist Solar head」は、本日より予約受付がスタートで21日発売。「wena wrist active」は、2月上旬より予約受付が開始され、来年3月上旬に発売される。それぞれの市場推定価格は、以下の通りとなっている。
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※新しいApple Watchと過ごした1週間