29日、菊川怜が5年務めた「とくダネ!」の司会を卒業した。 オープニングからすでに泣き腫らしていた菊川。その後も涙目のまま進行して、残り20分で小倉から「怜ちゃん、放送が始まる前から涙が止まらなくて」と切り出すと、目頭をおさえて沈黙。その後、5年3ヵ月前の初登場シーンや、貧困に苦しむアフリフ・チャド共和国の現地レポート、大ファン・錦織圭選手へのインタビューなどこれまでの名場面が放送された。 VTRあけも泣きっぱなしの菊川は、「辞めるにあたって初めてわかった。こんなに『とくダネ!』が大好きで、みなさんが大好きだということを……」と言うと小倉智昭は戸惑いながら「もうちょっと早く気づいてほしかった、それ言われても」と笑っていた。 また菊川が「視聴者の皆さんに見えない大勢のスタッフや出演者が…」と言った途中で嗚咽すると、小倉も涙目に。こみあげてくるものを我慢していた。 小倉から「またコメンテーターで来る?」と問われた菊川はうなづき、「小倉さんの夏休みに来ようかと思ってる」と語っていた。 自ら降板を決めたという菊川だが、それ以後は「揺れる気持ちがあった」と本音を告白したが、最後は笑顔でピースサイン。「みなさんありがとうございました」と感謝を述べていた。