米Googleは開発者会議「Google I/O 2017」を現地時間17日(日本時間18日午前2時)からスタートする。ライブ配信も予定されている同イベントだが、今回は一体どこに注目なのか。■次期OS「Android O」への新機能搭載 3月に開発者向けのプレビュー版が配信されている次期OS「Android O」だが、やはり今回の開発者向け会議ではその新機能に関する発表が期待される。 電力消費の改善に加え、通知の種類ごとにカスタマイズ可能な通知チャンネル、一定時間後に通知が再表示できるスヌーズ、ログインやクレジットカードなどのフォームの入力が簡単になるAutofillフレームワークなどの新機能が搭載。追加で明かされる新機能はどのようなものなのだろうか。■「Google Assistant」が進化? 2016年の開発者向け会議で発表された「Google Assistant」の進化についても期待したい。 「Google Home」をはじめとした同社製品に搭載されている「Google Assistant」だが、4月に開発者向けのSDKが公開されたことから、どのようなサードパーティ製品に「Google Assistant」が搭載されるのかに注目が集まる。 さらに、Google関連の情報に詳しい海外メディア『Android Police』は現地時間15日、iOSデバイス向けの「Google Assistant」アプリをリリースするのではないかと伝えている。その目的や内容については分かっていないが、果たして「Google I/O 2017」で発表はあるのだろうか。■VR関連の発表にも期待 Googleがこのところ注力している分野といえばバーチャル・リアリティ(VR)だ。 2016年の開発者向け会議ではVRプラットフォーム「DayDream」およびそれに対応したVRヘッドセットを発表したが、この1年でどのような進化があったのか。■Google HomeへのWi-Fi機能搭載 日本ではまだ発売されていないことから、いまいち実感のわかない方も多いであろう「Google Home」だが、海外複数メディアは同デバイスへのWi-Fi機能搭載を予想している。 自宅をお洒落にしたいという思いは万国共通。「Google Home」は元来リビングの友として発表されたデバイスだが、そこにWi-Fi機能が搭載されれば、リビングはよりスタイリッシュになるだろう。 今のところ、リーク情報が少ない印象のある「Google I/O 2017」。全貌は約5時間後に明らかになる。なお、先日AudiとVolvoの次世代車にAndroidを直接搭載するとの発表があったが、このプレビューについても同イベント内で披露される予定。基調講演ではないが、こちらも同社の未来を担う一大プロジェクトだけに注目しておきたい。
【Google I/O 2018】AIが代わりに予約を取ってくれる!強烈な印象を残した「Duplex」のデモ 2018年5月10日 AIに関する話題が多い印象だったGoogle I/O 2018のキーノート…
処理性能、AI機能も進化!「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro XL」 2024年8月23日 Google Pixel 9とPixel 9 Pro XLが登場。AI機能や処理性能が向…