フィンランド・ヘルシンキで行われたフィギュアスケートの世界選手権・男子フリーで、羽生結弦が金メダルを獲得した。 冒頭の4回転ループをはじめとする4回転ジャンプを全て成功させた羽生結弦は自身の世界最高点記録を上回る223.20点を獲得。合計321.59点となり、ショートプログラムでの5位から大きく逆転を果たし、首位となった。羽生は表彰台にジャンプして跳び上がり、喜びを全身で表現した。 一方羽生は演技後のインタビューでもショートの演技への後悔を口にし、来年の平昌オリンピックに向け「もっと練習をしなくてはいけないというのがわかりました」と、真摯にオリンピックにむけての展望を語った。 ショートプログラムで羽生を抑えて2位となった宇野昌磨はフリーでもしっかりと安定した演技を見せ、合計319.31点で銀メダルを獲得。日本勢が1位2位を占める結果となった。