オリックス自動車は8日、テレマティクス技術を活用して高齢ドライバーの事故リスクを低減する見守りサービス「あんしん運転 Ever Drive」を2017年2月1日より提供開始すると発表した。 「あんしん運転 Ever Drive」は、高齢ドライバーの親を持つ子世代向けのサービス。見守りたいドライバーの車に専用車載機を搭載し、速度超過や急加速・急減速などの運転挙動を家族がリアルタイムに共有することができる。 日々の運転状況の通知に加え、危険三挙動(速度超過・急加速・急減速)や長時間運転が発生した際には即座に家族へメールで通知することで、ドライバーに安全運転をうながす仕組みとなる。 また、蓄積された運転履歴から運転挙動や運転時間の推移を日別・月別で比較することで、認知症などによる行動変化にも気づきやすくなる。さらに運転履歴を表示する地図上に、危険挙動発生箇所をマッピングする機能も搭載。日頃走行するエリア内での危険箇所を認識することも可能となる。 他にも運転者サポートサービスとして、契約時の簡易認知機能チェックテストや24時間対応の電話による健康相談、緊急時の駆けつけサポートも付帯する(出動費用別途)。利用料金は月額2,980円、導入時の費用(車載機取り付け費用、システム登録料含む)は10,000円(いずれも税別)。