今週は、11日の早朝に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の余震とみられる福島県沖の地震に関連した、「津波」についての注意事項をまとめた記事をはじめ、視覚障害者の方々の安全・安心な外出をサポートする機器、顔認証や画像解析技術を搭載した監視カメラに関する記事が大きな注目を集めた。それでは早速、5位から紹介していこう。
【第5位】
首輪に装着するだけで愛犬の健康管理!ペット向けIoTデバイス
公開日:2016年11月21日(月)
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第5位は、レキサスが、ペットの継続的な健康管理を実現するIoTデバイスとして、「Embedded Technology 2016」及び「IoT Technology 2016」に出展していた「Halope iz(ハロペアイズ)」に関するニュース。
最大の注目点は、小型かつ軽量な点(重さ:9g/サイズ:39.7mm×28.2mm×8.6mm)で、首輪などに装着することを想定している。小型犬でも負担にならないというのが同製品のうたい文句だ。
デバイスには、加速度センサーや温度センサーなどを搭載されており、ペットの日々の活動量(走る、歩く、寝る)を測定したり、熱中症のリスクから守ることが可能。将来的には動物病院などとの連携をさせることで、より充実した健康管理を行うことを視野にいれている。
【デバイスは首輪などに通して装着する】
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【第4位】
カメラ側で画像認識&録画&通信を行う最新監視システム
公開日:2016年11月21日(月)
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続いては、東芝情報システムが、来春の量産化に向けて開発を進めている「自立型インフラレス監視システム」に関するニュース。
平たく言ってしまえば、画像解析技術をカメラ本体に搭載している監視カメラだ。2つのカメラを1つにまとめたいわゆるステレオカメラで、本体にSIMを搭載し、無線通信が可能で、本体にはストレージを搭載しているのでカメラ側で映像の録画もできる。また、電源もバッテリー駆動させられるので、従来の監視カメラよりも簡単設置にも対応する。
画像認識技術による検知機能に関しては、同社の組み込み画像認識ミドルウェア(CVNucleusシリーズ)を搭載し、機能により、オプション対応となるが、本体自体がステレオカメラであることを活かして、被写体とカメラの距離を算出したり、被写体が遠ざかっているのか、近づいているのかといった移動方向やスピードの検知・通知、さらには顔認証にも対応可能だ。
【設定エリア内に人が入ると、検知及び通知を行う】
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【第3位】
ランニングコスト不要!顔認識&AI対応の家庭用防犯カメラ
公開日:2016年11月22日(火)
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第3位は、顔認識スマートホームカメラ「Welcome」などを提供する仏・netatmo(ネタトモ)社が、12月1日からの発売を発表している屋外用顔認識防犯カメラ「Presence(プレゼンス)」に関する記事。
主にホームセキュリティや見守りといった用途を想定したライトユースなカメラとなるが、顔認証やAIを搭載し、一般的な家庭用監視カメラよりも、便利で効率的な映像監視&見守りができる製品だ。
利用に際しては、月額使用料などが必要なく、本体に録画したり、遠隔地からでも映像の確認ができる点が大きな特色といえる。
また、LEDライトと一体型なので、防犯灯としても活用できる。
【検知結果はタイムライン形式でわかりやすく表示】
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【第2位】
視覚障害を持つ人の安全な外出を支援する「eye棒」とは
公開日:2016年11月21日(月)
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第2位は、視覚障害を持つ人たちが白杖だけでは知覚することができない、「高いところにあるリスクを回避するために作られた超音波距離センサーを搭載するペンダント型デバイス「eye棒」。
胸元に装着した「eye棒」の超音波距離センサーで、障害物などを検知すると、スマートホンなどに音や振動による通知を行う。検知範囲に関しては、三段階で調整でき、レベル1なら約100cm、レベル2なら70cm、レベル3なら40cmという具合で、接近距離に応じた通知ができる。2017年中の製品化を目指していくとのこと。
【第1位】
30cmの津波でも侮ってはいけない理由
公開日:2016年11月22日(火)
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先週もっとも読まれた注目記事は、津波の危険性を改めてまとめた記事。
11日の早朝に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の余震とみられる福島県沖の地震では、各地で津波も観測され、テレビのニュースやワイドショーなどでも、30~100cm程度の津波が港などに押し寄せる様子がこぞって中継された。
津波の怖さを知らない人が、そうした映像を見ると脅威を過小評価しかねないが、同記事では、気象庁が公開するデータを元に、例え30cm程度の津波でもいかに危険かということをまとめている。
【出展:気象庁気象庁ホームページ/波浪と津波の違いは何ですか?】
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