睡眠テクノロジーのスタートアップEightは、これまでもスマートマットレスを世に送り出してきたが、その最新型はスマートホームデバイスとの接続にも対応した。 一般的なスマートベッド関連製品は、ユーザーがより良い睡眠体験を得るために設計されている。Eightのマットレスカバーも例外ではなく、これまでのモデルでは睡眠前にマットレスを温めたり、機械学習によってユーザーの睡眠パターンを解析し、どうすればより良い睡眠時間がおくれるかのアドバイスを、モバイルアプリ経由でユーザーに共有したり、毎朝ユーザーがもっとも起床しやすい時間帯にアラームを鳴らしたりする機能が特徴だった。 だが、最新モデルは起床後の便利さに着目。先の機能に加えて、サーモスタットやライト、コーヒーマシンなど、室内にある他のスマート家電との接続にも対応した。これにより、起床時にユーザーがスヌーズボタンを押せば、ライトがオンになるのはもちろん、コーヒーマシンが自動的にコーヒーを淹れてくれ、より快適な朝が享受できる。 「EIGHT SMART MATTRESS」は、同社公式ウェブページから購入が可能。価格はサイズによって異なり、75 × 54インチのフルサイズが950ドル(約10.7万円)、60 × 80インチのクイーンサイズが1,050ドル(約11.8万円)、76 × 80インチのキングサイズが1,150ドル(約12.9万円)などとなっている。