昨今の緊迫した世界情勢の中、多くの人が集まる大規模イベントでは、テロや犯罪への警戒及びセキュリティ対策は欠くことができない。 ジェイウィン(Jwin)は、東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展2016(RISCON TOKYO)」にて、5月の伊勢志摩サミットで警察が採用した同社が手がけた装備品の数々を展示した。●現場ニーズをくみ上げた金属探知機 今回紹介するのは、防滴小型金属探知機「JMD-2」。一般的に金属探知機は、屋内での使用を想定しているため、雨などが降る屋外での使用には適さない。しかし、多様化するテロの手口を考えると、屋内施設に入る前に金属探知機を使った身体検査を行う必要性も出てくる。そうしたニーズをくみ上げたのが、同製品だ。 本体は、IP55に準拠しており、屋外及び悪天候下での利用に対応。またアメリカにおいて司法省などの装備調達基準として制定されているNIJ規格(0602.02)にも準拠している。 そしてもう1つの特徴が、金属を検知をした場合に、音だけではなく、持ち手を振動させることで検知を知らせることができる点で、音だけ、振動だけ、音+振動での運用の切り替えができる。 例えば、入場ゲートなどでの身体検査時には、音が鳴ると検査対象者に恥ずかしい思いをさせることもあるが、振動だけの運用なら検査員にしか分からないので、無用な注目を集めずに済む。 本体寸法は、約W420×H80×D50mm、重量は電池込みで約400g。定価は40,000円(税別)となっている。>>Amazonギフト券10,000円分が当たる!「ホームセキュリティアワード」投票受付中<<