サムスンが8月に発売した「Galaxy Note 7」は、国内での発売時期が未定なものの、すでに欧米諸国を中心に展開されており、充電中にバッテリーが爆発するなど、問題となっている。先日、サムスンはこの不具合を認め、リコールを宣言したが、国土交通省は9日、同機種について航空機への持ち込みに関する注意喚起を行った。対象は、国内航空各社で、旅客に対して周知するよう求めたという。 今回、国土交通省が航空各社に対して周知を求めた内容は、以下の3点。・機内では「Galaxy Note 7」の電源を切ること・機内では「Galaxy Note 7」の充電を行わないこと・「Galaxy Note 7」を受託手荷物として預け入れないこと スマートフォン、パソコンをはじめとしたリチウム電池内蔵デバイスについては、「航空機による爆発物等の輸送基準等を定める告示」において、旅客が機内持ち込み手荷物や受託手荷物として輸送できることを定めているが、「Galaxy Note 7」については、これとは別に注意が設けられることになる。
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