「IFA2016」(ドイツ・ベルリン)に出展するオンキヨー&パイオニアイノベーションズのブースに、5インチのスマホのようなオーディオプレーヤーが展示されている。 ショーケースの説明には“次世代デジタルオーディオプレーヤーのプロトタイプ”と書かれているが、本体には16MPのメインカメラ、8MPのフロントカメラが内蔵されているほか、本体側面にはSIMピンを使わないと開けられないスロットや、メタル製のボディからアンテナ強度を確保するためのバンパースリットのようなものも設けられている。 ディスプレイのサイズは5インチ。手に取るとずっしりとした重さが感じられるところは、やっぱり同機の本質がオーディオプレーヤーであることの表れなのだろうか。本体の上下にはマイクのような小さい孔も設けられている。 トップには2.5mm/4極のバランス接続用のイヤホン端子が付いているほか、CDを超える高音質のハイレゾ音源は一般的なFLACやALAC、WAVなどのフォーマットのほか、DSDやMQAエンコードされたファイルの再生も可能になるみたいだ。 同機に関する型番や発売時期、価格の詳細についてはIFA時点では明らかにされてない。今回はあくまでプロトタイプによるコンセプトの紹介であるということだが、これが果たしてWi-Fi以外にもセルラー通信ができるスマホなのか、興味は尽きないところ。今後の同社からの発表にも注目したい。
オンキヨーのAI搭載ウェアラブルスピーカーを体験/萌えキャラAIが感情を持つ?……AI EXPOで見てきた注目の展示 2018年4月5日 AI=人工知能にテーマを特化したという日本最大の専門展示会「A…