発表会後にはDAZNの日本マーケティング&パートナーシップ本部長であるピーター・リー氏が記者からの質問に答えた。今回は配信映像の画質がフルHDから始まる。国内では徐々にフルHDを超える高画質な4Kテレビの普及が進んでいるが、今後の4K画質への対応については「ユーザーの視聴環境の変化をみながら柔軟に対応していきたい」とした。 なお、ライブ配信後の試合はオン・デマンド配信も行われるが、モバイル端末で視聴するユーザーのために端末へキャッシュしてオフラインで視聴できる機能については「日本市場ではリクエストの多い機能であることは調査によりわかっているので、開発の計画はある。今後も対応を検討したい」とCEOのラシュトン氏がコメントしている。 スポーツの試合以外にも、ルックスのいい選手目当てだったり、周りで話題になっているので取りあえずどんなスポーツか知りたいといった、よりライトな動機でスポーツコンテンツを見たいというユーザーもいるはずだ。DAZNではスポーツの試合しか配信しないのだろうか。ラシュトン氏は「作品ラインナップのバリエーションは強化するつもり。選手へのインタビューやその他の番組についても検討したい」と返した。 国内開催のJリーグの試合など、DAZNで視聴できるコンテンツを海外に発信していく計画はあるのだろうか。リー氏は「DAZNの日本ローカルで視聴できるコンテンツについては、多くが国内に限定した形で配信契約をコンテンツホルダーと締結したものなので、海外で視聴可能にするためには新たに放映権を結ばなければならない」とし、直近での計画はないことを明らかにした。 また利用料金の支払い方法については現在のところクレジットカードに限られているが、これは同社が独自に調査を行い、ポテンシャルユーザーの多くがクレジットカードによる決済を望んでいたためだとリー氏は語る。その上で「今後も要望があればほかの決済手段についてもサービスの拡張を検討する用意はある」とした。 またコンテンツ販売のパートナーとして、キャリアと手を組んで広く展開していく考えについては「いまいくつかの通信企業とディスカッションをしている。ポジティブな反応も得ているので、前向きに取り組んでいきたい」とラシュトン氏が現況を明かしている。 なお、2016年8月時点の配信コンテンツは以下の通り。■サッカーJリーグ J1, J2, J3(2017年~) 、ブンデスリーガ 1部、2部(ドイツ)、セリエA(イタリア)、リーグ・アン、リーグ・ドゥ(フランス)、DFBポカール(ドイツ)、FAカップ(イギリス)、FAコミュニティ・シールド(イギリス)、スコティッシュ・プロフェッショナル・フットボールリーグ(イギリス)、プリメイラ・リーガ(ポルトガル)、エクストラクラサ(ポーランド)、コパ・スダメリカーナ(南米)、イングランド・フットボールリーグカップ、キャピタル・ワン・カップ、ジュピラー・プロ・リーグ+スーパーカップ、ディビジョンプロフェッショナル(パラグアイ)、プリメーラ・ディビシオン(ボリビア)、プリメーラ・ディビシオン(エクアドル)、プリメーラ・ディビシオン(ペルー)、プリメーラ・ディビシオン(チリ)、ロシア・ナショナル・フットボールリーグ(ロシア)■野球横浜DeNAベイスターズ(日本)、MLB(アメリカ)■バレーボールVリーグ(日本)■総合格闘技UFC(アメリカ)、HBOボクシングイベント(アメリカ)、世界ボクシング選手権、キックボクシング選手権、格闘技Live、総合格闘技イベントLive■バスケットボールNBA(アメリカ)、リーガ・ナシオナル・バスケットボール(アルゼンチン)、フィリピンプロバスケットボールリーグ(フィリピン)、VTBユナイテッド・リーグ(ロシア)■テニスATPワールドツアー・250シリーズ、WTA■モータースポーツF1、GP2、GP3、ポルシェスーパーカップ■アメリカンフットボールNFL(アメリカ)■ダーツPDC(アメリカ)■ビリヤードChampion of Champions(イギリス)、ワールド・プール・マスターズ(イギリス)、ワールド・カップ・オブ・プール(イギリス)、モスコーニカップ(イギリス)■卓球世界卓球選手権■ボーリングウェーバーカップ(イギリス)■フィッシング(釣り)Fish O Mania(イギリス)、Fish O Maniaインターナショナル(イギリス)
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