井山九段ペアも果敢に攻め、解答ボタンを押すのだが、不正解するとその問題の解答権がなくなり、ペナルティのマイナス2点があるため思うように点数が伸びない。反してAIパンダ先生は、解答にたどりついた場合、間違えるということがないため、着実に得点を重ねていく。しかも問2以降は問6までは連続正解となった。 最終的には、得点がマイナスになってしまうペアが続出し、結果は以下のとおりとなった。1位:パンダ先生・大澤麻耶ペア(29点)2位:呉侑珍・崔哲瀚ペア(6点)3位:於之瑩・柯潔ペア(3点) 詰碁は盤面が部分的であり普通の囲碁より制限がある分、コンピュータにやはり分があったようだ。また、制限時間と5組までしか解答権が与えられないというルールや不正解のマイナスポイントなども、人間側に不利に働いたかもしれない。 謝依旻・井山裕太九段ペアが4位に入ったが、残念ながら入賞は逃してしまった。試合後のインタビューでは、井山九段が「詰碁はいまはあまりやりませんが、1問正解できてよかった。試合はけっこう楽しめました」と、謝六段が「井山九段とのペアでとても勉強になりました。明日のペア碁の試合もがんばります」と答えていた。
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