今週紹介するエンジニア女子は株式会社ワークスアプリケーションズのAanchal Bhatia(アンチャル・バティア)さん。インド出身で2012年12月に入社し、日本に来て6カ月。現在はGlobal R&D Div. に所属し、「COMPANY ECシリーズ」のプロダクト開発を行うLabのリーダーをしている。バティアさん以外のラボメンバーは全員、インド・チェンナイ拠点に在住するエンジニアだ。> ほかのエンジニアを見る--- まず、エンジニアを目指したきっかけを教えてください。小さいころからコンピューターで遊ぶことが好きだったんです。また、数学も得意で、ITは今後の成長分野だったことから、中学を卒業するときにエンジニアになろうと決めました。だから、高校や大学では、コンピューターサイエンスを専攻して勉強に励んでいました。私が入社して最初に働いたのは、当時まだ立ち上がったばかりのシンガポールオフィスでした。--- いま、ご自身が携わっているシステムについて教えてください。わたしは、大規模EC通販サイトや店舗管理を含めたオムニチャネルシステム「COMPANY ECシリーズ」の開発に携わっています。「COMPANY ECシリーズ」は、業種や取り扱い商材、販売形態を問わず、オムニチャネル、CRM、パーソナライズ、ビデオコマース、B2B、グローバルECなどに積極的に取り組むカスタマーにご利用いただいています。--- 業務の中で大事にしている点や気をつけていることはなんですか? 目の前のことではなく、2歩3歩先を見て考えること。私たちのプロダクトは、業界・業種問わず、あらゆる企業の要件を汎用化し、標準機能として実装されています。そのため、現時点のカスタマーの要望に終始することなく、将来のカスタマーの要望や最新トレンドなども想定して、理想のプランを考えることが求められます。だから、極端にいうとカスタマーの言う通りには動きません(笑)。そうではなく、本質的な問題の改善を考えるのです。--- 好きなプログラミング言語とその理由を教えてください。今は、特にHTML5に取り組んでいます。あとは、やっぱり長年親しんでいるものを挙げれば、JavaやJavaScriptですね。--- いまの仕事を選んで良かったと思うことはなんですか?単にコードを書くだけではなく、プロダクトのコアの企画・設計、開発に携われることです。これは、大規模なプロダクト開発を行っているグローバルカンパニーでは、とても珍しいことだと思います。最初に働いたシンガポールオフィスは開発の環境がとてもアグレッシブで、次々と新しい企画やアイデアに取り組めて飽きることはありませんでした。今は、わたしの希望が叶い、日本オフィスで働いています。まだ日本に来て半年ほどですが、どこのオフィスで働いても、同じカルチャーやマインドがあって、良いものをつくることに対する意欲が高いから、チャレンジングに気持ちよく仕事ができます。--- 今後はどのようなエンジニアを目指していきたいですか。わたし自身、人とコミュニケーションをとることが、とても好きです。ただ、まだ日本語は話せないので、勉強して日本語でコミュニケーションをとれるようになりたいです! エンジアリングという枠に捉われず、プロダクトマネジメントやコンサルティングなどに挑戦して「人を動かす」力をつけて、キャリアアップを図っていきたいです。■ひとくちメモQ. 好きな休日の過ごし方はなんですか?A. 同僚と会社のイベントによく参加します。最近では、日本の伝統のお花見や日本のリレーマラソン「駅伝」などにしました。あとは、海を見るのが好きなのでお台場によく行きます。Q. 最近行ってよかった映画、展示会、ライブA. 最近は、『Captain America: Civil War』(シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ)を観にいきました。Q. お仕事帰りに寄るお店(居酒屋など)とおすすめメニューを教えてくださいA. 会社近くにある「SWAGAT」というインディアンレストランをお勧めします。わたしはベジタリアンなので、野菜が中心のメニューを選びます。料理することも好きなので、夕食は家で作って食べることが多いですね。Q. 理想の男性像を教えてください。/What type of man do you like?A. A man who has big dreams and is very romantic! 大きくてロマンチックな目標を描いている人ですね!