米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズが発表した新型EV、『モデル3』。同車に搭載するバッテリー(二次電池)供給元を巡って、株式市場が敏感に反応している。事の発端は、一部メディアの報道。「韓国のサムスンSDIが、テスラモーターズにモデル3用のバッテリーを供給する」と報じたのだ。この報道に対して6月7日、テスラモーターズのイーロン・マスクCEOは、自身の公式Twitterを通じて反論。「報道は誤り。『モデルS』、『モデルX』同様、モデル3のバッテリーを共同開発するパートナーは、パナソニックだけ」とつぶやいた。このマスクCEOのつぶやきに、敏感に反応したのが、株式市場。サムスンの株価はおよそ8%下落し、その一方で、パナソニックの株価はおよそ3%上昇する事態に。テスラモデル3は、米国ベース価格3万5000ドル(約375万円)と、上級EVのモデルSの半額以下。3月31日の発表からおよそ半月で、先行予約37万件を獲得する人気となった。それだけに、モデル3へのバッテリー供給を巡る一連の動きに、投資家の期待と失望が交錯しているようだ。
【デスクツアー】デザインセンスが光る自作アイテムを活用、「禅」の精神を愛する米デザイナーのデスク 2024年12月28日 Maisy Leighさんは、デザインスタジオ「Cozyleigh Studios」…