家庭のIoT化というと、対応した最新機器やシステムの導入が必須のように感じるが、実はそうでもなかったりする。 そうした固定概念を取り払ってくれる製品が、「Japan IT Week 春」内の「第2回 モバイル端末・周辺機器 展」の韓国パビリオンブースに出展していたNARANのスイッチロボット「マイクロボット・プッシュ」だ。 既存の家にある照明や電化製品のスイッチの上に同製品を設置することで、スマートフォンのアプリ経由で遠隔操作したり、ノック音をトリガーにしたリモートコントールができる。 通常ならIoTに対応した照明や電化製品の導入が必要となるところを、同製品なら既存の電化製品でも簡易的なIoT化を実現する。 仕組みはとってもシンプルで、アプリ経由だったり、ノック音をトリガーに遠隔操作し、照明や電化製品のスイッチを物理的にON/OFFするというもの。 設置に際しては、両面テープで貼り付けるだけなので、工事不要で簡単に取り付けることができる。 また同社は、「Prota」というスマートデバイスとマイクロボット用のプラットフォームを提供しており、「マイクロボット・プッシュ」をはじめとした様々な製品を集約して管理することも可能だ。 日本で購入しようと思った場合には、ソフトバンクが運営するIoT関連製品のクラウドファンディングやIoT製品の販売を行うプラットフォーム「+Style(プラススタイル)」で購入することができるとのこと。