デンソーは8日、道路や橋などのインフラ点検を行う産業用UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機/ドローン)を開発したことを発表した。 産業用ドローンとして強風や雨天時でも飛行でき、安定した姿勢制御や安全制御を備えるなど、道路や橋の床版の点検業務に適した仕様となっている。 機体開発はRCヘリコプターや産業用無人機を手掛ける広島県府中市のヒロボーが協力しており、デンソーが持つセンサー技術やエレクトロニクス制御技術などを組み合わせることで開発が行われた。 同社では今後、実証実験を重ねて完成度を向上させ、2018年度から国が推進を予定しているインフラ点検の本格運用に合わせて、ロボットを活用したサービスなどを開発していく。