セキドは23日、ドローンのモニター映像を離れたクライアントへモニター出力する「Amimon 最新型CONNEX mini 5.8GHz Digital Video Downlink」 を自社オンラインショップにて販売開始した。 ドローンが上空で撮影したフルHDビデオ映像を、地上のオペレーションモニターから遅延なしで別拠点にデジタル伝送するシステムとなっている。映像伝送には5.8GHz帯を使用するため、ドローン操作の2.4GHz帯や900MHz帯とは干渉せず、最大500m先まで通信できる。 用途としては、ドローンを使った映像コンテンツの製作や点検・監視業務において、オペレーターとは別の場所にいるプロデューサーや管理責任者にもリアルタイム映像を見せることが可能となり、より安全で効率的なドローンの運用が可能となる。 同製品は、DJI社のINSPIRE1やPHANTOM4・3 Pro/Advなどでは、送信機背面から簡単に接続して使用することが可能。PHANTOMシリーズに関しては、背面のAVモジュールをHDMI出力モジュールへアップグレードする必要がある。 技術基準適合証明済みモデルとなり、地上や海上において使用する際には免許や届け出は不要。(国内では飛行機体での使用は制限されている)価格は165,000円。