日本ハルコンは東京ビッグサイトで11日まで開催された「SECURITY SHOW 2016」にて、ゲート通過用の認証カードを自動で発行・回収するセキュリティゲートの周辺機器の展示を行った。 自動認証カード発行機となる「CHH」の特徴は、認証カードがクリップ付ホルダーに入った状態で発行される点。来訪者がタッチパネルで訪れる部署と担当者を選択し、あらかじめ知らされていたパスワードと来訪者の人数を入力すると、人数分の認証カードが自動で発行されるという仕組みだ。 退場時はクリップ付きホルダーに入れたまま自動認証カード回収機となる「CHC」に投入すると、連動してゲートが開くようになっており、カードの回収と認証作業を同時に行うことができる。 これにより来訪者の入退場を自動化し、受付業務の削減を図れるほか、ゲストカードの返却忘れや故意の持ち去りを防ぐことができる。 ブースの担当者の話では、クリップ付きホルダーに入った状態で認証カードを自動発行できる機械は他にあまり例がないとのこと。