2015年の1年間を通じ、OSやブラウザのシェア、人気SNS、スマホやタブレットの普及率、通信キャリアの伸びはどう変化したのか? ジャストシステムが9日に公開した調査レポート『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査 ~2015年度総集編』では、これらの変化を確認できる。 このレポートは、同社が毎月行っているインターネット関連調査について、2015年1年間のデータを振り返ったものだ。同調査では、2012年7月から毎月1回、全国の15歳から69歳の男女1,100名を対象に『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査』を実施している。 それによると、昨年2015年1年間で、以下のような変化があったという。・パソコンの利用OSとして、7月にリリースされた「Windows 10」が2割超までシェアを拡大・Windowsでの利用ブラウザは「Internet Explorer 11」が減少し、「Chrome」が1位に・「タブレットPC」の所有率は横ばいで、購入否定派がやや増加・電子書籍利用は伸び悩み、利用率は横ばいで7割が関心なし・スマートフォンのキャリアは大手3社がほぼ横ばい。 シェアを最も伸ばしたのは「Y!モバイル」・2015に最も成長したSNSは「Instagram」で、利用率が1.5倍に OSシェアでは、トップは「Windows7」52.0%ながら、「Windows10」が利用率を伸ばし、12月度調査では23.4%まで拡大していた。「WindowsXP」は、5.8%がまだ利用していた。 ブラウザシェアでは、1月度調査では「Internet Explorer 11」38.7%、「Google Chrome」34.8%だったが、12月度調査では「Internet Explorer11」34.1%、「Google Chrome」34.5%と逆転した。 「タブレットPC」の所有率は1月度調査では24.5%、12月度調査でも24.1%とほぼ横ばい。同様に、電子書籍の利用率も、18.5%から19.0%とほぼ横ばいだった。 スマートフォンのキャリアのシェアは、1月度調査では「NTTドコモ」38.6%、「au」31.3%、「ソフトバンク」25.3%、「Y!モバイル」0.3%。12月度調査では「NTTドコモ」37.0%、「au」31.1%、「ソフトバンク」24.4%、「Y!モバイル」3.3%と、順位に変更はないが若干のシェア変化がみられる。 SNSの「Instagram」は、1月度調査で利用率8.5%だったが、12月度調査では13.4%まで伸張した。
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