ALSOKは、8日より東京ビッグサイトで開催される「SECURITYSHOW 2016」に出展し(小間番号:SS3502)、日本での開催が予定されている大規模スポーツイベントや国際会議での警備を見据えたICTを活用した「ALSOKゾーンセキュリティマネジメント(R)」のデモンスントレーションを筆頭に多数の展示を行う。 2016年から2020年にかけて、日本では伊勢志摩サミット、ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックなど、国際的なイベントが立て続けに開催される。そうした流れのなかで急速にニーズが高まっているのが、テロ対策や大規模イベントでの警備態勢の確立だ。 ALSOKでは、そうした情勢を背景に、限られた人数でも効果的な警備を実施するための「ALSOKゾーンセキュリティマネジメント(R)」を提唱し、実証実験を重ねてきているが、今回の出展では、新たな技術、システムを加え、より進化させたものをデモンストレーションするという。 そもそも「ALSOKゾーンセキュリティマネジメント(R)」は、大規模スポーツイベントなどにおいて会場、会場周辺地域、広域といった形で仮想的・段階的にゾーンを区切り、各ゾーンで異なる警戒すべき脅威を明確化し、効率的な警備態勢を敷くというもの。そこに通信や各種映像機器などのシステムを組み込み、活用していくことで、限られた人員でも効果的なテロ対策や大規模警備を可能にする。 2015年中に各種展示会などで披露されたデモンストレーションを例に出せば、ウェアラブルカメラとタフスマホなどを搭載した警備員、防犯ロボット、防犯カメラ、ドローンなどが取得した情報を警備センターで集約し、迅速かつ正確な情報共有&対応を行うという提案がなされていた。 今回の「SECURITYSHOW 2016」では、これまで提案されてきた「ALSOKゾーンセキュリティマネジメント(R)」に、顔認証技術や映像解析技術による不審者検知システムを加えた形でのデモンストレーションになるという。 ちなみにデモンストレーションは、同社ブースにある「ALSOKステージ」で、1日6回(11:00/12:30/13:30/14:30/15:30/16:30)行うそうだ。 その他にも、爆発物や薬物検知といったテロ対策機材の展示、個人向けのホームセキュリティシステム、高齢者向け見守りサービス、シニア向け健康体操「ALSOKあんしん体操」、法人向けのマイナンバーソリューション、警備ロボット「Reborg-X」など、同社が提供している安心・安全に繋がる各種サービス&機器が多数展示される。