今注目を集めているIoT機器のひとつがスマートロックだ。すでに数多くの製品が市販されているが、今回は「Qrio Smart Lock」を取り上げたい。QrioはソニーとWiL(World Innovation Lab)の合弁で設立された企業。そして「Qrio Smart Lock」は昨年、クラウドファンディングに登録されて注目を集め、無事支援金額を達成。現在は一般発売もスタートしている。 「Qrio Smart Lock」の最大の特徴はコンパクトなことだ。サムターンの上にかぶせて利用でき、ネジ止めなどが不要なのが特徴。サムターンに対して本体を上下左右で設置できるため、多くのドアで利用することができる。■アプリ上で設置・設定をガイド では早速、「Qrio Smart Lock」を取り付けていこう。本体サイズは幅55×長さ111×高さ63.5mm、質量は電池を含み332g。ちょっと重みがあるため、最初はドアに取り付けて落ちないか、若干心配はあった。電源としては、大容量リチウム乾電池(CR123A)を4本内蔵。2本で500日以上利用でき、残り2本はバックアップ。4本でトータル1000日以上利用できる仕組みだ。スマートフォンとの連携はBluetooth 4.0 LEを利用する。 利用するには、使用するスマートフォン(Android 4.4、iOS7以上)に専用アプリ「Qrio」をインストールする。アプリを起動して、まずはカギのオーナーとして登録を行う。「Qrio Smart Lock」に付属している、オーナー登録カードのQRコードやバーコードをアプリ上から撮影、メールアドレスなどとともにシリアル番号、セキュリティコードを登録する。 この後は、アプリの画面に指示される通りに「Qrio Smart Lock」を操作、設定していくことで、「Qrio Smart Lock」の導入ができる。 手順は非常に簡単だ。まずは本体のカバーをオープンして付属の電池4本を取り付ける。続いて、3種類の幅が用意されているサムターンカバーから、自宅のサムターンに合うアダプターを選び、本体に取り付ける。■近づくだけでOKな「手ぶらで解錠」機能も この段階で一度サムターンに「Qrio Smart Lock」をかぶせて高さや位置を調整する。筆者宅では背の高いサムターンを使っていたため、付属の設置位置の高さ調整アタッチメントをひとつ利用した。 位置が決まったら、付属の粘着シートで「Qrio Smart Lock」を取り付ける。前述のとおり最初は不安だったが、取り付け後、1~2分して触ったところしっかりと固定されていた。
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