3月8日から11日まで、東京ビッグサイトで開催されるセキュリティ総合展「SECURITY SHOW 2016」。国内最大級のセキュリティ関連展示会となるため、出展企業は様々な新製品&新サービスを用意している。今回、フォーカスするのは、セコムとセントラル警備保障(CSP)の2社の出展内容に関して。 まず、セコムは昨年末に発表した防犯・警備用の自律型小型飛行監視ロボット「セコムドローン」などの実演展示を実施。航空法の改正により提供が可能となったもので、上空から対象の車や人物を監視してセコムのコントロールセンターに画像を送信するシステムとなっている。 続いてCSPは、顧客の防犯カメラとCSP画像センターをネットワーク接続する「CSP画像センターサービス」などを展示。また、防犯カメラがとらえた映像を解析し、雑踏の中から異常行動を検知する「JCカメラシステム」の展示なども行う予定だ。 ちなみに警備業界においては、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、警備需要が高まりつつあることから、2015年中は、セコム、ALSOKの2社を筆頭に各社が最新の機器やシステムを使った次世代の警備システムを各社が提案している状況にある。 そうした流れを受けた「SECURITY SHOW 2016」での各社の展示には、高い注目が集まるだろう。