オーストラリアのカンタス航空は2月23日、来年初めから機内Wi-Fi接続サービスを豪州国内線で導入すると発表した。機内Wi-Fi接続サービスの利用は無料。対象機材はB737とA330。サービスプロバイダーは米ビアサット(ViaSat)。ビアサットのシステムを利用する同サービスは、従来の機内Wi-Fiと比較し、最大10倍の通信速度を誇る。利用者は、映画、TV番組、最新のニュース、スポーツ中継のストリーミングが可能になる。カンタスのアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は「目標は、豪州を世界で最も快適に機内Wi-Fiを利用できる場所にすること」とサービスの本格導入に意欲を見せており、国際線・リージョナル路線への高速Wi-Fi接続導入の検討が進められている。