LGエレクトロニクスは「MWC 2016」の本会期前日となる21日、スペイン・バルセロナ市内で新製品発表会を開催。新型のフラグシップスマートフォンの「LG G5」や、関連する商品群「LG Friends」を披露した。 「G」は同社のフラグシップスマホに与えられるシリーズネームだが、これをベースにさまざまなバリエーションを派生させてきたLGスマートフォンの進化の中軸でもある。例えば現行機種の「LG G4」をベースにモディファイした機種が、日本国内でKDDIが展開する「isai vivid LGV32」だ。 今回発表された新機種「LG G5」の特徴は、OSにはAndroid 6.0を採用。プロセッサにはクアルコムの最新SoCチップ「Snapdragon 820」を搭載し処理性能を高速化、バッテリーの駆動効率も高めている。キーグローバルマーケットでの発売時期は3月末頃を予定する。 ディスプレイのサイズは5.3インチのIPSクアンタムディスプレイで、解像度はG4シリーズと同じQHD。本体はフルメタルのユニボディ設計としながらバッテリーパックは本体からトレイを引き出して着脱交換ができるモジュラータイプの仕様とした。さらにアタッチメント式の4,000mAh大容量バッテリーパック「LG CAM Plus」などのアクセサリを装着して機能を拡張することもできるのが特徴だ。同社ではこれを「Magic Slot」と名付けている。なお内蔵バッテリーユニットは2,800mAhで、クアルコムの高速チャージ技術「Quick Charge 3.0テクノロジー」に対応する。 microSDカードスロットも設けてストレージの拡張性を持たせた。USB端子はType Cを採用。メインメモリーは4GB。本体のカラーバリエーションはシルバー/ゴールド/ピンク/チタンの4色。ディスプレイ部分は先端がほんのわずかにカーブしたアークデザインになっている。16MPのリアカメラはユニットを2基搭載して、通常のシングルユニットでの撮影時は70度、2基同時に使うワイド撮影時は135度の広い画角をカバーする。 ディスプレイの中央はスタンバイ時にも常時点灯する「Always-on Display」機能を搭載。クアルコムの最新プロセッサの省電力設計を活かして常時通知が確認できる利便性を持たせた。高品位なワイヤレスオーディオ再生を可能にするクアルコムのaptX HDテクノロジーやドルビーデジタルプラスのサラウンドフォーマットをサポートする。
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