パナソニックは2月5日、大連遼無二電器と、中国遼寧省大連市に環境対応車向けリチウムイオン電池製造の合弁会社「パナソニック オートモーティブエナジー大連」を設立したと発表した。中国では経済発展に伴う環境問題が深刻化しており、今後環境対応車の需要が拡大することが期待されている。新会社では、同社の車載電池の生産・品質管理に関する技術・ノウハウを活用し、環境対応車向け車載電池を生産していく。合弁会社は資本金2億7300万元(約48億5000万円)。出資比率は両社50%。今後、関係当局の支援・協力を得ながら、2017年の生産開始に向け準備を進めていく。