サンポールは、22日までパシフィコ横浜で開催された「SCビジネスフェア2016」にて、ソーラーライティングポスト「SLP-200B」の展示を行った。 「SLP-200B」は太陽光発電パネルと人感センサーを備えたソーラーライトで、照明支柱に情報表示パネル(オプション)を付加して災害時にも活用できる補助照明となっている。 特徴は、不日照下でも7日間の点灯が可能な点。曇天時でも蓄電が可能で、7日間ずっと日照がない状況はまずないので、実質的には絶えず点灯し続けることができる。また、災害用途で考えると、約1.5mまでの浸水状態でも稼働するとのこと。 日中はソーラーパネルで蓄電し、LED照明は日の入り後に20%の輝度で6時間、以降は省電力や光害への配慮から10%の輝度で点灯、人感センサーが周囲の人を感知すると100%の輝度で点灯するので、情報表示パネルを見に来た際にはしっかりとパネルを照らしてくれる。 災害対策用として、USB充電ポートの設置などにもオプションで対応している。設置時の配線は不要で、アンカーボルトで止めるだけの簡単施工ができ、蓄電池の期待寿命は16年、LED寿命は24年と長期間稼働を可能としている点も特徴だ。 まだ発売間もない製品で、今後は公園や公共施設などの導入を想定しており、高さ2,375mm(光源の高さは2,000mmと通常の屋外照明よりも低い設計になっているので、景観にも調和しやすい。また、寒冷地でも安定した発電&蓄電が可能で日本国内なら地域を選ばず設置することができるという。