ウイーズダムは、パシフィコ横浜で5日まで開催されていた「第20回 震災対策技術展 横浜」にて、太陽電池パネルとサインボードが一体化した「デザインソーラーパネル(DSP)」の実物を使った展示を行った。 DSPはソーラーパネルの表面にフィルムやアクリルのデザインパネルを重ね合わせたLED内照式看板。ソーラー電源を内蔵しているため外部電源や配線工事は不要。 想定する用途としては、表札や店舗看板を初めとして、自立電源により発光できることから、道路標識、工事看板、公園などの公共施設向けの案内板、避難標識などが挙げられる。 明暗センサーにより、夜間や停電時は自動で点灯し、タイマーで設定した時間が経過すると消灯する。看板部分はインクジェット印刷によるフィルムタイプと彫刻を施したアクリル板タイプがあり、社名やロゴなど自由なデザインが可能だ。 無機質なソーラーパネルが露出しないので景観を損なわず、ソーラーパネルを別途設置する必要がないのでスペースが限られた壁面などへの取り付けも可能。バッテリーには市販の充電式ニッケル水素単三電池を採用し、維持コストを削減している。 DSPはエコフューチャーが開発した製品で、道路標識や工事看板のほか、企業や店舗の看板・銘板、防災用案内版など様々な用途で使用可能。無日照対応日数は5日間(1日12時間点灯時)となっている。