経産省(特許庁)は8日、商工会および商工会議所による「地域団体商標」が、初めて登録されたことを発表した。 「地域団体商標」は、地域ブランドを適切に保護することを目的に、2006年4月よりスタート。これまでに580件以上が登録されている。2014年5月に商標法が改正され、同年8月から、商工会・商工会議所・特定非営利活動法人(NPO)も、地域団体商標を出願することが可能となった。 氏家商工会(栃木県さくら市)の「氏家うどん」、中津商工会議所(大分県中津市)の「中津からあげ」が、それぞれ、商工会および商工会議所による出願として、今回初めて商標として登録された。 なおNPO法人では、「小豆島オリーブオイル」が商標登録されている。