ジュピターテレコム(J:COM)は24日、「ジュピターショップチャンネル」(ショップチャンネル)の株式50%を取得することを発表した。あわせてKDDIも、ショップチャンネルの株式5%を取得するとのこと。 ショップチャンネルは、国内最大手のテレビ通販企業。日本で初めて生放送を取り入れたショッピング専門チャンネルとして、1996年11月に開局した。無料で全国2,871万世帯にて視聴可能。現在の株主は、住友商事が50%、ベインキャピタルグループのBCJ-10が50%を保有している。 J:COMは、ベインキャピタルが持つショップチャンネルの全株式を取得。KDDIは現在住友商事が50%保有しているショップチャンネル株式のうち、5%を取得する。3社は今後、ショップチャンネルを共同で運営するとのこと。ショップチャンネルにおける顧客基盤やインターネット販売の拡大などの重点施策をさらに強化。それぞれの経営資源を活かし、新たな通販番組の開発、新たな顧客層へのリーチを図る。