ブラザー工業とブラザー販売は21日、複合機やスキャナ製品のクラウド連携機能において、クラウドストレージサービス「Box」に対応することを発表した。Business editionおよびEnterprise editionでの利用が可能。 「Box」は、ビジネスユーザー向けのクラウドストレージサービス。現在世界で5万4000社超の企業が利用している。一方ブラザーは、複合機・スキャナと直接クラウドストレージとやりとりし、データをアップロード/ダウンロードできる機能を提供している。特に、同社製品の特長であるファクス機能との連携では、受信データをクラウドに直接保存し、外出先から見る「ファックスクラウド転送」が可能。 なおクラウドストレージとの連携については、10月22日より、「Dropbox」の法人向けサービス「Dropbox for Business」との連携も開始している。