工学院大学は、10日に八王子市と防災・減災や科学教育の振興などを目的とした包括連携協定を締結することを発表した。 今回の協定には八王子市の特性に対応した震災対策の推進という防災・減災での地域貢献や、科学教育の振興を目的に地域の小・中学校においてミニ科学教室を開催するといった、工学院大学の特色を活かした連携の内容が盛り込まれている。 また、地域の企業との共同研究を実施するため、工学院大学の産学共同研究センターをこれまで以上に活用していくことも同協定におけるひとつの柱となっている。 工学院大学では、すでに八王子キャンパスの近隣にある中野町甲和会町会と防災・減災対策の相互連携に関する基本協定を2013年2月に締結しており、大学を地域の防災拠点として位置づけて、さまざまな防災・減災の取り組みを行っているという。