NTT東日本(千葉事業部)、千葉県老人クラブ連合会、なのはなシニアサポートは3日、「かんたんタブレット」(仮称)に関するトライアルを行うことを発表した。技術性ならびに利便性の検証を12月中旬~2016年2月下旬にかけて実施する。 「かんたんタブレット」(仮称)は、NFC機能付タブレット、NFC対応ICカードまたはNFC対応歩数計、わかりやすい画面デザインを採用したポータルサイト、NFCによる個人認証機能を組み合わせた、サービスの仮称だ。 このトライアルでは、県内老人クラブ会員にタブレット端末を貸与。専用ICカードをかざすだけで、煩雑なIDやパスワードを入力することなく、複数のサービスサイトへ簡単にログイン可能とする。個人認証機能等、ログイン先のECサイトにおける購買について、約2か月間検証し、「かんたんタブレット」(仮称)のサービス化などの取り組みを進めるのが狙い。 同トライアルで得られた結果を踏まえ、「かんたんタブレット」(仮称)のサービス化を目指すとともに、シニアのインターネット利用促進に向けたサービス開発を行う計画だ。