漫画家の水木しげるさんが亡くなったことを受け、2010年公開の映画『ゲゲゲの女房』で主演を務めた女優の吹石一恵が冥福を祈った。 吹石は30日にブログを更新し、「水木しげるさんの訃報を聞き、とても驚き、残念な気持ちでいっぱいです」とつづった。 水木さんと、その妻で『ゲゲゲの女房』の原作者である武良布枝さんとは同映画の試写会で初めて会ったそうで、「奥様とお二人でとても優しく接して下さり、緊張が解きほぐされたことをよく覚えています」と当時を振り返った。 公式サイトの発表によれば、水木さんの死因は多臓器不全。今月11日に自宅で転倒し、頭部打撲による硬膜下血腫で緊急手術を受け一時回復していたが、30日未明に容体が悪化し、逝去した。93歳だった。 吹石は「心からご冥福をお祈りいたします」と追悼コメントをつづった。