シリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開を記念して制作された”風神雷神図屏風”が、世界遺産である京都の清水寺にてお披露目された。 今年はさっぽろ雪まつりや、青森の田んぼアート、青森ねぶた祭り、取砂丘の砂像など、1年間を通して日本各地の文化との融合してきたスター・ウォーズ。その集大成として、400年を迎える“琳派”とコラボレーションした。 ニッポン画家の山本太郎氏が描いた「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風」は、ヒロイン・レイが風神となり、赤い十字のライトセーバーを持った悪役カイロ・レンが雷神として表現されている。山本氏は、レイを描く際は「日本画が持っている美人画の美しさ」、カイロ・レンでは「悪の心の表現」を意識したという。 また「今年の漢字」を揮毫していることでも知られる、清水寺 森清範貫主による「『覚醒』の書」も公開された。今作から登場するドロイド「BB-8」をイメージした作品となっている。 30日のお披露目イベントでは、日本文化とスター・ウォーズが見事に融合した両作品に、集まった人々から「おおー!」と感嘆の声があがっていた。 両作品は、12月8日から12月12日まで清水寺 経堂にて展示。映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は、12月18日の18時30分に全国一斉公開となる。