メガネ型のウェアラブルは、従来3D対応のヘッドマウントディスプレイなどオーディオビジュアル用途を想定した製品が主流だった。だが、アイウェア(メガネ)のスペシャリストであるJINS(ジンズ)が発売した「JINS MEME」(ジンズ ミーム)は、先端のセンシング技術を投入したスマートアイウェアとして注目されている。 今回は「JINS MEME」が日常生活でどれほど使えるガジェットなのか、実機をハンドリングしながら検証してみた。■ヘルスケアの視点から開発されたスマートアイウェア 11月に発売された「JINS MEME」は、いわゆるノーマルなセルロイドの黒縁メガネのデザインである“ウエリントンタイプ”の「JINS MEME ES」と、スポーツ用途に最適なサングラスタイプ「JINS MEME MT」の2種類がラインナップされている。税別価格はESが39,000円で、MTが19,000円となり、ESは2,000円の追加料金で度付きのクリアレンズに変更ができるほか、それぞれ価格が異なるカラーレンズやくもり止めレンズも自由に選べる。 MTの方は“度なし”のレンズしか選べないが、通常仕様のサングラスタイプのミラーグレーから、2,000円の追加料金でクリアレンズに変えられる。全国38店舗のJINSショップとJINS MEMEオンラインショップで購入が可能。さすがにスマートウェアなので、JINSの一般的なメガネよりも値段は高め。2モデルの価格を比べるとESの方が高値なのは、内蔵されているセンサーの種類と数が多いからだ。 「JINS MEME」でどんなことができるのか、多機能なタイプの「JINS MEME ES」を例に紹介しよう。本体には、3軸加速度センサーに3軸ジャイロセンサー、さらには独自の3点式眼電位センサーが内蔵されている。これらのセンサーによって、装着した状態で眼や体の動き情報を解析しながらユーザーの心や身体の状態、バランスがスマホアプリ上で“見える化”できるのが大きな特徴だ。 「JINS MEME ES」で使えるアプリは3種類。どれも発売時点でローンチされているものはiOS版のみだが、Android版も2016年1月にリリースされ、Androidスマホのユーザーも使えるようになる予定だ。価格は無料。■アタマ年齢やカラダ年齢を視覚化できる メインの「JINS MEME」アプリには、ニンテンドーDS用ソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の東北大学加齢医学研究所 所長 川島隆太氏が監修した「アタマ年齢」「カラダ年齢」の機能を搭載。ノーズパッドに内蔵されている3点式眼電位センサーが瞳やまぶた、頭全体の動きデータを取得して、これをもとに独自のアルゴリズムでユーザーの集中力や疲労度を解析。独自のバロメーターである「アタマ年齢」「カラダ年齢」を視覚化できるというものだ。
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