LINEは24日、ネットトラブルについて学ぶ教材「『楽しいコミュニケーション』を考えよう!」の公開を開始した。学校や教育機関でのワークショップに利用することで、ネットトラブルの根絶を目指す。 LINEでは、2013年1月にネットリテラシーの啓発活動を行う専門部署を設立。ワークショップや講演活動、情報モラル教材の開発などを行っている。 今回公開された教材は、それらを通じて得たノウハウを集約。マンガ版「七海の悩み~LINEって難しい?~」、および従来より提供していたカード版の第2弾(基本編・悪口編・写真編・使いすぎ編)で構成されている。指導者用ガイドブックも付属しており、すぐに教職員が利用できる。同社社員を派遣したワークショップ授業の実施も可能(要申込)。 マンガ版は、「ネット上と対面におけるコミュニケーションの違い」「ネット上のコミュニケーションにおけるリスク」について、中学生の女の子“七海”を通して考える内容。登場人物の表情や仕草から「情報を読み解く教材」になっているという。