新潟県長岡市立の小中学校全87校で、タニタの監修する「タニタ食堂給食メニュー」が採用される。11月以降に各校1回ずつ提供される予定。 タニタは2014年から長岡市の推進する「長岡市多世代健康まちづくり事業」に参加しており、市民向けの健康セミナーなどを開催してきた。今回の給食メニューも健康まちづくり事業の一環で、タニタ監修による給食メニューの提供は全国初の試みとなる。 提供されるメニューは小学校向けが”鶏肉のごまごま焼き”、”タニタ風ごぼうとにんじんのしりしり”などを取り込んだ「鶏肉のごまごま焼き給食」。中学校向けが”れんこんバーグ”、”ひじきとさつま揚げの煮物”などを入れた「れんこんバーグ給食」となる。 長岡市の特産品であるれんこんなど、食感を重視した食材選びを行っているのがタニタ食堂ならではの特徴。野菜をやや大きめにカットしたり、固めに茹でたりと、食感を楽しめるよう調理法にも工夫を加えている。 また、タニタ食堂の成人向けメニューは1食500kcal、塩分3g以下となるレシピになっているが、小中学生向けにややカロリーの多い内容にアレンジしているとのことだ。