北陸地方の石川・富山・福井の三県とJR6社が展開する北陸デスティネーションキャンペーン実行委員会が「ツーリズムEXPOジャパン2015」に共同で出展。それぞれの県の魅力をアピールしている。 今年の春、ついに開業した北陸新幹線は三県の観光産業にとても良い影響をもたらしていると語るのは、ブースの展示内容を説明してくれた石川県観光戦略推進部 首都圏戦略課 専門員の山下奈津子氏だ。 会場には三つの県が個別にブースを構えるほか、北陸デスティネーションキャンペーンとしてのプロジェクトを紹介する展示が設けられている。プロジェクトのブースには北陸新幹線が停車する各駅がそれぞれ個別に用意する発車メロディが試聴できるマニアックなコーナーもあった。 三県それぞれの展示も個性があり、石川県のブースでは和倉温泉のゆるキャラである「わくたまくん」も登場し、同県のバラエティ豊かな観光スポットをアピールする。富山県は“ものづくり”の地域としての魅力とクラフトワークにより生まれる製品にスポットを当てた。また福井県のハイライトは恐竜や水産資源だ。 北陸デスティネーションキャンペーンは、10月1日から12月31日まで開催。期間中は各地の観光産業をアピールするためのスタンプラリーなどのイベントが行われるという。