石川県金沢市にある化粧品OEM企業のケイズと、都内でITシステムコンサルタント事業を展開するホロンシステムは1日、化粧品ブランド「金澤コスメティクス」を開発したと発表。商品を百貨店店頭や大型通販サイトで販売する。 ケイズは相手先ブランドの化粧品生産の委託を受けるOEM企業としてノウハウを蓄積。一方のホロンシステムは大手通販サイトへ商品を供給する電子問屋事業を通じ、ネットマーケティングのノウハウを蓄積してきた。このたび、互いに蓄積したノウハウをいかし、新商品の開発で協業。「金澤コスメティクス」ブランドを開発している。 ケイズで化粧品を手がける女性開発者を“リケジョ”、ホロンシステムで商品仕入れ・卸を手がける女性バイヤーを“IT女子”とし、いわば女子力で誕生した新ブランドとなる。”自分たちが欲しいものを丁寧に小ロットで”をコンセプトに、自然派志向の化粧品を提供する。 現在、「天然セラミド配合美容液」と「生せっけん」、「生セラミドハンドクリーム」の3商品をラインアップ。20日には「生セラミド入りフットクリーム」の発売を予定し、今後も“女性目線のお客様志向”の化粧品開発や、販路の最適化を図っていく。